サンクスギビング休暇を利用してルイジアナ州にあるデルタダウンズ競馬場に行ってみました。
目次
デルタダウンズ競馬場とは
1973年にオープンしたカジノ、ホテルと複合した競馬場です。テキサス州との州境に近く、車で行く場合ニューオーリンズから3時間ほど。開催はサラブレッドのレースが秋から冬、クォーターホースのレースが、春から夏にかけて行われており、同じルイジアナ州内にあるエヴァンジェリン競馬場とは逆のシーズンで開催されています。開催はナイターが主ですが、このサンクスギビング前の2日間だけは昼間の時間帯に行われます。
年間を通してサラブレッドのレースにグレード競走などの大きなレースは無く、知らないところで開催されている田舎の競馬場と言ったところでしょうか。芝コースは無く、ダートコースのみです。
デルタダウンズ競馬場のH/P
競馬場の様子
競馬場に到着すると目に入るのはホテル。建屋の中央に入口があるので、まずそちらに向かいます。
建屋の中はカジノのスロットマシンが輝いています。装飾もクリスマス仕様に…。
絨毯敷で美しいカジノ施設を通りすぎ、奥に行ったところにあるのが競馬場。きらびやかなカジノとは違い、一気に昭和の佇まいに…。
建屋内(発券所)はちょっと薄暗い感じ(ここでは他場の馬券も買えます)。この日は平日の昼間ということ人が少ないのか、いつもこんなものなのか分かりませんが、閑散としています。
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パドックの様子
ここの競馬場は目の前で何周も回ってくれるので、ゆっくりと馬を見て検討することが出来ます。先回の記事で書きましたサンタアニタ競馬場(チャーチルダウンズ競馬場などもそうですが)はパドックを1周しか歩いてくれないので、馬をほとんど見ることが出来ず、馬券を買わなけばなりません(馬を見たからと言って必ず当たる訳でもありませんが…)。
小さい規模の競馬場でよくあるのが、馬の出来に結構な差があり、パドックで馬の歩く様子をしっかり見てみると、意外と出来の違いが分かります。JRAの重賞競走などは全馬しっかり仕上げられているので、自分レベルの選馬眼では出来の良し悪しが分かりません(といっても必ずパドックは見ます…)。
こちらの馬は私の目では残念そうな出来に見えました…
こちらは発券機(私は初めて見るタイプ)。競馬場によっては複雑な機種がありますが、このタイプは分かりやすく、簡単に馬券が買えます。
レース
距離の設定は5F, 61/2F, 7F, 71/2F, 1M, 1 1/16Mなどがあります。71/2Fの距離はスタンド前からのスタート。今はあるか分かりませんが、2Mの距離設定も出来るようです。
ダートは日本の馬場に近い?
レース後はウイナーズサークルで記念撮影
競馬場での飲食
競馬場エリアには簡単なお酒の買える売店がありました(食べ物は置いていなさそう)
しっかりとしたレストランは併設されているカジノの横にあります
以上がデルタダウンズ競馬場の様子でした。
平日の昼間ということもありかなり閑散とした競馬場でした(カジノのほうも人はまばら)。売り上げもそんなに多くはなさそうなので少し心配ですが、末永く競馬が続いていくことを願っています。