テネシー州メンフィスにあるクラフトビールの醸造所、ワイズエイカー(WISEACRE BREWING)を紹介したいと思います。
目次
ワイズエイカー醸造所とは
デイビンとケラン兄弟によって2013年にオープンした醸造所です。親から受け継いだ稼業ではなく、彼らのクレイジーなアイデアから始まった醸造所とのこと。彼らは夢を叶えるにあたり、デイビンはドイツで醸造を学び、ケランはビールの販売会社で働く傍ら、大学院でビジネスプランニングを学んだそうで、相当努力したことが伺えます。そんなアメリカンドリームを味わえるのがワイズエイカー醸造所になります。
ワイズエイカー醸造所の立地
メンフィスのダウンタウンとダウンタウンから少し離れたブロードアベニューという通りの2か所に醸造所にあります。私が今回訪れたのはブロードアベニューにあるタップルームです。
ブロードアベニュー
ダウンタウン
醸造所の様子
ブロードアベニューから敷地に入り、後ろ側に回るとタップルームの入り口があります。
基本建屋の中というより、外で飲むことを基本としているらしく、建屋外には多くの席があります。ただ、私の滞在した時間は開店直後ということもあり、外には人はまばらです。
こちらのコンクリートの施設は何でしょうか?
建屋内の様子とビールの注文方法
入り口を入ると正面にカウンターがあります。建屋内にも席はありますが、まずどこかに座るというより先にカウンターに行き、ビールを注文します。カウンターの後ろ壁にはビールメニューが書かれたボードが掲示されており、その中から欲しいビールを選択します。料金は1回の注文ごとに支払い、ビールが手渡されると、空いている席に着席してビールを飲みます。
ビールのメニューの詳細はH.P.のリンクを参照ください
メニューにあるTiny Bombは2014年のGreat American Beer Festivalにおいて銅賞を獲得したとのこと。メニューボードの一番上にこの名前があることから、この醸造所の一番のおすすめであることが分かります。
建屋のタップルームはガラス張りになっており、醸造設備を見ることが出来ます。
ブロードアベニューでは醸造所内の見学は出来ないみたいですが、ダウンタウンでは毎週土曜日に見学ツアーが組まれているようです。H.P.から事前予約が出来、試飲とお土産込みで$10とのこと。
こちらは注文したStrizzle Bier(American IPA)です。(半分飲んでしまっています…) IPAらしく苦みを感じますが、それがまた良いです。
ブロードアベニューのタップルームでは食事の提供はありません。ですがフードトラックは毎日来ているようです。私が来た時間は開店直後であったため、まだフードトラックはいませんでした。それを知ってか、他のお客さんは自分で食べ物を持ち込んでそれと一緒にビールを楽しんでいました。
建屋内ではWISEACREグッズも購入出来ます。
以上がワイズエイカー醸造所の様子でした。
P.S.
初めてクラフトビールの醸造所を訪れてみましたが、出来立てのおいしいビールが飲めて最高でした。ちょっと危なそうな街の雰囲気と醸造所の雰囲気がマッチして、それも趣がありました。メンフィス市内には他にもクラフトビールの醸造所があるようなので、また別の機会に訪れてみようと思います。