【アメリカ競馬】ターフウェイパーク競馬場(TURFWAY Park Racing & Gaming)

アメリカの競馬場巡りということで、今回はケンタッキー州にあるターフウェイパーク競馬場(TURFWAY Park Racing & Gaming)を紹介します。

 

過去の競馬場紹介の記事はこちら

essentialquality.hatenablog.com

 

目次

 

ターフウェイパーク競馬場とは

ケンタッキー州中北部に位置し、ケンタッキーダービーで有名なルイビルからは1時間半ほどのところにある競馬場。1959年にラトニア競馬場の名で開設され、1986年にオーナーが変わった際にターフウェイパークに改名された。トラックは全天候型のオールウェザー(ポリトラック)のみで芝、ダートの設定は無い。2024年現在、重賞競走はケンタッキーダービートライアルのJeff Ruby Steaks(GⅢ)と古馬の中距離重賞Kentucky Cup Classic Steaks(GⅢ)の2レースが設定されている。その他、ケンタッキーオークストライアルであるBourbette Oaksなどのいくつかのリステッド競走が行われる。過去にはKentucky Cup Day of Championsというブリーダーズカップの前哨戦となる重賞競走が複数組まれたビッグイベントが10月に実施されていたが、2011年を最後に開催が無い。先にあげたKentucky Cup Classic Steaksは当時(GⅡ)でブリーダーズカップの前哨戦としてKentucky Cup Day of Championsに実施されていた。2024年現在のレースの開催期間は、11月末から3月末までの冬季開催のみで、近隣のシンシナティにあるベルテラパーク競馬場と被らない日程で開催されている。レースは主にナイターの時間帯に行われるが、2つの重賞の行われる1日のみは例外で昼間の時間帯に開催される。

 

Racing & Gamingの名前が示すとおり、競馬にはカジノが併設されている

 

競馬場のロケーション

ケンタッキー州であはるが、オハイオ州のシンシナティにほど近い。ベルテラパーク競馬場からは車で20分ほどの距離。シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港に近く飛行機の音が聞こえるほどの距離にあるので、遠方から来場する際のアクセスは良い。インターステートI71からも近く、高速のランプからは約1分と車でのアクセスも良い。

 

競馬場の様子

訪れたのは重賞競走の行われる唯一の昼間開催の日。普段は無料で入場出来るが、この日だけは$20(+税)の入場料がかかる。事前にインターネットで入場券を購入することになるが、当日入場券も売られていた。ネットではVIP入場券も売られていたが、こちらは何と$399。一般入場券では入ることの出来ない屋内スタンドエリアへのアクセスと食事が振舞われる。(普段の開催日は屋内スタンドへはアクセスは可)

 

こちらはチケット確認の入場門での列。ボディーチェックも行われていた。

 

ボディーチェックが完了するとリストバンドが巻かれる(こちらがあれば再入場可)

 

入場するとレーシングプログラムが無料で貰える。アメリカの競馬場では一般的に入場料がかかる場合は無料でレーシングプログラムが貰え、入場料がかからない場合は有料である場合が多い。

 

紙質はかなり高級感のある素材で、今までアメリカで手にしたものでは最高レベル

 

場内の様子

重賞開催日とは言えそこまで混雑はしていません。超有名G1でない限りアメリカの競馬場はこんなものです…

 

場内には飲食のブースが出店されており、ハンバーガーなどの簡単な食事とアルコールを含む飲み物が売られていた

 

メーカーズマークのブース

 

仮設テントにおいてロックバンドによる演奏も行われていた

 

馬券券売機

建屋外に発券機が設置されていた(本日は臨時なのでしょうか…)

 

パドック

よくあるアメリカの競馬場のスタイル

 

とりあえず馬券購入

9R Latbia S(Listed)

昨年からアメリカ西海岸地区で乗っている世界的有名騎手のL.デットーリや東海岸地区のJ.L. オルティスが騎乗します(ターフウェイパークとしては凄すぎるメンツ…)

 

彼ら2人の馬 - 3,10と、昨年のケンタッキーオークスに出走して3番人気だったBotanical - 9、あと近走調子のよい - 2,5の馬単ボックスで購入

 

こちらはBotanical、良い馬です…

 

レースの様子

1 1/16 mileのスタート

 

さいご直線、先頭はJ.L. オルティス騎乗のDona's Beauty -10

 

結果は10-2で決まってくれました。こんなんで馬単73.81倍はありがたい…

 

払い戻しも簡易設置されたテントで…。日本と違い、払い戻しはどこの競馬場も人です

競馬なんて当たるほうがまれ(長年の経験より)でこの後の重賞は馬券外しました…

 

口取り式

 

勝利ジョッキーインタビュー(J.L. オルティス騎手)

 

以上がターフウェイパーク競馬場の様子でした。

 

寒空の中の競馬観戦でしたが一日楽しむことが出来ました。普段はナイターの為、唯一の昼間開催を体験出来たのも良かったと思います。本日の勝馬がケンタッキーダービー、オークスを賑わせてくれると嬉しいですね。

 

以下、以前撮影した非開催日のスタンド内の写真