アメリカで生活していると魚介類を食べる頻度がかなり少なくなります。かきやあさりなどの貝類でいうと缶詰はありますが、それ以外はあまり見かけません。Whole Foodsというグローサリーストアに立ち寄ったとき、世界の様々な缶詰が売られていたのですが、あさりの缶詰を見つけたので早速購入。日本で使ったことのないあさりの缶詰を使って料理をしていきたいと思います。
購入したあさりの缶詰(製造元は中国のメーカーでした)
中身はこんな感じ(あさりの身が小さい…BABY CLAMSだからそうなのでしょう)
作った料理
1. ボンゴレビアンコ(かなり邪道)
①パスタ(1.8mmのテフロンタイプのスパゲティー)
②エキストラバージンオリーブオイル(スーパーで手に入る安いもの)
③にんにく(3片)
④あさりの缶詰(1/3)
⑤食塩(パスタゆでる用)
⑥乾燥パセリ
2) 作り方
①パスタをゆで始める
②にんにくを細かく刻み、冷たいオリーブオイルの状態から加熱
③にんにくが茶色く色付いたら、あさりの缶詰とスープ、乾燥パセリを投入し、さらにパスタのゆで汁もお玉1杯を投入し加熱を止めしばらく待つ
④パスタがゆであがる直前にソースを再加熱し
⑤通常よりも2分ほど早くあげたパスタをソースに入れて、中火くらいでソースと絡め続ける。早あげしたパスタは水分をよく吸うので、塩気を見てパスタのゆで汁か水を投入していく
⑥パスタがアルデンテまで火が通ったら完成
感想
まったくあさりの出汁の風味を感じない…。アーリオオーリオにあさりの身を入れた料理といった感じ(唐辛子を入れていないので、ペペロンチーノでもない…)。これはこれで不味くは無いのですが、ボンゴレではなかったです。残念ながら缶詰に入っているスープの量が少なく、ボンゴレに出来るほどの量がありませんでした。苦肉の策でパスタのゆで汁を使って仕上げたのですが、ちょっとボンゴレとは違いました。
というか缶詰の表記をよく見てみるとIN WATER SALT ADDEDと書かれています(今写真を見て気づきました)。このスープ、そもそもあさりの出汁では無く食塩水?…
2. あさりの炊き込みご飯(超手抜き)
1) 使った材料
①お米(1合)
②あさりの缶詰(1/3+スープ少し)
③ほんだし(大さじ1)
④しょうゆ(大さじ1)
⑤みりん(大さじ1)
⑥ジンジャーパウダー(少々)
2) 作り方
お米をとき、炊飯器の水の量を適量まで合わせ、②~⑤の材料を入れる。炊飯器の炊き込みモードを選択し、スイッチを入れて炊きあがるのを待つ(うちの炊飯器は45分)
いろどりが良くなるよう、乾燥ネギも散らしてあります
感想
この缶詰のスープの量が少ないことはわかっていたので、あさりの出汁に頼らず、ほんだし(かつお)味にしてしまいました。ボンゴレ以上には若干あさりを感じることは出来ます。おいしいはおいしいのですが、あさりの出汁を使えていないのでやはり物足りないですね…。
3. 救世主
ネットサーフィンをしているとこんな商品を見つけてしまいました。
これってあさりの出汁じゃない?Walmartでも売っているみたいなので、ぜひ購入してみたい…。これを使って再チャレンジ(特にボンゴレ)してみようと思います。