Gus's World Famous Fried Chicken(ガスズ ワールドフェイマスフライドチキン)

Gus's World Famous Fried Chickenというアメリカのフライドチキン専門のチェーン店に行ってきたので、その様子を書いてみたいと思います。

 

目次

Gus's World Famous Fried Chickenとは

60年以上前にテネシー州メンフィス近くのメイソンという小さな町から生まれたフライドチキンチェーン店です。創業者のナーマギーが地元の居酒屋でフライドチキンを売り始めたことが起源で、地元の人々の協力もあり1973年にメイソンに自分店を持つことになりました。その後は家族経営で商売をしていましたが、創業者のナーとマギーが亡くなった後は、息子のガスが事業とレシピ引継ぎ、“Gus’s World Famous Hot and Spicy Fried Chicken”という名前で事業を拡大していきます。現在はテネシー州だけでなく、全米13州、40店舗まで拡大しています。

2022年のナショナルフライドチキンフェスティバルのチャンピオンでもあります。

 

Gus's World Famous Fried ChickenのH.P.

www.gusfriedchicken.com]

 

Gus's World Famous Fried Chickenの様子

私が行ったのはテネシー州メイソンにある創業の店で、まわりは綿花畑に囲まれていてとても長閑な場所です。田舎のどこにでもある”名もなき小さなレストラン”といったような店構え…。

到着した時は、同行した会社の同僚の方とここで本当に合ってる?と再確認をしてしまったほどでした。開店11時で到着したのが12時にも関わらず駐車場には車は一台も止まっていないといった状況…。人気チェーン店なんですが…。

 

店内に入ってみても、先客は誰もおらず、薄暗く、これ間違って来てしまったよね?と言っていたほど…(写真以上に店内は薄暗く感じました)。

 

こちらがメニューです(このメニューを見て、以前別の店舗に行ったことのある同僚の方がワールドフェイマスチキンで間違いないと確信)。

 

私が注文したのはChicken Plate3 Pc. Dark meatです。このプレートはフライドチキン3ピース(2つのもも肉と1つのレッグ)2つのサイドメニューを選択するものです。サイドメニューは基本、豆、コールスロー、パンですが、写真2枚目のサイドオーダーからも$0.65の追加料金で選択出来ます。私はフレンチフライ(ダブル)で注文しました。

 

注文してから待つこと約1時間、やっと注文した品が届きました。入店した時は先客もおらず、注文が完了してから揚げ油を投入しているところが見えたので、1から準備を始めていたのだと思います。スロースタートはアメリカの日常なので、これに対し文句を言ってはいけません…。ただ、注文を受けてから衣をつけるなどの調理を開始するのは、Gus's World Famous Fried Chickenのこだわりの様です。

 

フライドチキンが食パンの上に乗ったかたちで供されます。これは創業当時からのスタイルの様です。

 

実食

肉がジューシーでとてもうまい…。アメリカ人味覚の私にとっては味付けはちょうど良いのですが、一般的な日本人からすると塩味がかなり強いと感じるかもしれません。食パンとの相性も良く本当においしくいただけました。

 

お支払い

ウエイターにチェックと言うと、店奥のカウンターに行けと指示されます。そこで料金の支払いを行います。古いお店ですが、当然カードも使えます。

 

P.S.

店を出る頃にはお客さんも多くなっていました。来店については待ち時間を少しでも短くするために、開店時間よりもかなり遅い時間に来るほうがよさそうです。

店の隣の畑では綿花の花が咲きはじめていました。まさにアメリカ南部の風情ですね。