2023年もケンタッキーダービーが無事開催されました。日本調教馬も2頭出走(史上初)していましたが、日本馬最先着はデルマソトガケの6着で、もう一頭のマンダリンヒーローは12着でした。マンダリンヒーローに至ってはJRA所属馬ではない大井所属の地方馬で、地方馬自体がケンタッキーダービーに出走するなんて、長年競馬を見てきた私にとってすべての常識が覆される歴史的な一日となりました(本当は現地観戦したかったのですが、入場券があまりに高額過ぎて手が出ず…)。
さて話は変わりバーボンウイスキーのウッドフォードリザーブですが、現在のケンタッキーダービーのオフィシャルスポンサーになっています。毎年ケンタッキーダービーの勝馬がラベルになった限定品が発売されていますが、会社の同僚の方が買うと言っていたので一緒に購入していただきました。ラベルに描かれていたのは1973年の勝馬セクレタリアトです(アメリカ競馬史上で伝説的名馬)。
今回こちらを使ってケンタッキーダービーのオフィシャルドリンクであるミントジュレップ(ウイスキーのカクテル)を作っていきます。
と言いたいところですが、せっかくの限定品はもったいないので、通常売っているウッドフォードリザーブを使いました。
ただグラスだけはケンタッキーダービーの行われるチャーチルダウンズ競馬場で売られているミントジュレップに使用しているものを使います。過去のブログでもチャーチルダウンズ競馬場とミントジュレップについて紹介させていただきましたが、その時に購入したミントジュレップのグラスになります。
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使った材料
①バーボンウイスキー50ml(今回はウッドフォードリザーブを使用)
②ミント
③砂糖(大さじ2)
④クラッシュアイス(冷凍庫で作った氷を袋に入れてハンマーで砕きました)
ミントはこちらのスーパーで$2.77で購入しました。このミント、ケンタッキーダービーの行われた5/6にはスーパーの棚から無くなっていました。3店舗廻りましたがどこもも売り切れ…。普段ミントが品切れになっているところなんて見たこと無いのですが、皆さんダービーの日にミントジュレップでも作ったのでしょうか?それとも偶然の売り切れ?。私は1週後にミントを購入しました。
作り方
①砂糖をグラスに入れ、少々の水で溶かす。(砂糖ではなくてシュガーシロップを使えば溶かす作業は不要。実際の競馬場ではシロップ使っています)
②溶かした砂糖にミントの葉を数枚入れて、葉を潰してミントの風味を砂糖水にうつす
③ウイスキーを加えてかき混ぜる
④クラッシュアイスを入れてさらにかき混ぜ、ミント2枝を飾って完成
実際の競馬場で飲んだミントジュレップ(見た目は似てそうです…)
感想
ちょっとウイスキーが少ない…。競馬場で飲んだものはもっと濃く、1杯飲んだだけで結構酔えました。今回は全く酔えず…。写真のウイスキーの色の比較からも量が少なかったのだと思います。印象としてこのグラスのサイズであれば80mlくらい入れるのが適量かもしれません。ただ、ミントの葉をよく潰していたため、ミントの風味がかなり主張していておいしくいただけました。
2023年のミントジュレップレシピ
今年は1973年にセクレタリアトがダービーを勝って50年を迎えます。それを記念してセクレタリアトミントジュレップのレシピが公開されていました。
・ウッドフォードリザーブ2oz(約60ml)
・栗のリキュール1oz(約30ml)
・ミント1枝(飾り用)
・バージニアブルーベル1枝(飾り用)
知りませんでしたが、バージニアブルーベルは北米の野草みたいです(こんなのどこで入手するのって思いましたが、意外にAmazonで売っていました)
参考に動画のリンクです
あとさらにダービー当日の競馬場では$3500のゴールドのカップと$1000のシルバーのカップが個数限定で売られていたみたいです。$3500のゴールドのカップには購入者の名前が刻印され、当時騎乗していたセクレタリアトの騎手のサインも入るそうです。