チャーチルダウンズ競馬場の紹介ということで、競馬場隣接の博物館、名物、食事などを取り上げたいと思います。
内容
- 1) チャーチルダウンズ競馬場
- 2) 競馬場の入場料
- 3) ケンタッキーダービーミュージアム
- 4) 競馬場内の様子
- 5) ミントジュレップ
- 6) 競馬場飯
- 7) 駐車場
- 8) 2023年のダービーの入場券について
1) チャーチルダウンズ競馬場
"スポーツの中で最も偉大な2分間"と言われるケンタッキーダービーが行われる競馬場です。バーボンウイスキーで有名なケンタッキー州のルイビルにあり、1875年にクラーク氏により設立されました。収容人数は内馬場まで含めると十万人以上で、ダービーが行われる5月第1週の土曜日には毎年多くの観客が訪れます。そのダービーも今年で148回目を迎えました。ただ、オークス、ダービー以外の日の競馬場は閑散としております。
2) 競馬場の入場料
席の指定のないGeneral Admission(一般入場券)は$9です。(2022年は席指定ありで$7)。こんなところからもアメリカでインフレが進んでいることが伺えます。規則ではGeneral Admissionでの入場は自由席にのみ座ることが出来ますが、オークス、ダービー以外の日はG1があっても基本空いているので、空いていればどこにでも座れてしまいます。
3) ケンタッキーダービーミュージアム
競馬場に併設される形でケンタッキーダービーミュージアムがあります。こちらは競馬場の入場料とは別途$18が必要です。その名のとおりケンタッキーダービーの歴史について学ぶことが出来る施設です。過去のレース映像、360度画面を使ったダービー当日の様子、競馬の騎乗ゲーム、その他展示物などがあります(正直競馬に興味がない人は10分で飽きます)。
ゲートを模したミュージアムの入場口
過去のレースが検索出来ます
(画面は日本人馬主のフサイチペガサスが勝った2000年のダービーです)
こちらは360度モニターを使った映像です
4) 競馬場内の様子
入場口を入ると、当日のレーシングプログラムが無料配布されています。それを受け取り、レースを予想するのに使うことが出来ます。
アメリカの競馬場での馬券の買い方は2022ブリーダーズカップの現地レポートをご覧ください。(すべて共通の方法です)
essentialquality.hatenablog.com
観客席からの様子…日本の競馬場と比べると人が少ないです(これでもG1開催日です)
5) ミントジュレップ
ケンタッキーダービーのスポンサーはバーボンウイスキー製造会社のWoodford Reserveで、そのウッドフォードリザーブを使ったミントジュレップはチャーチルダウンズ競馬場の名物です(ダービーの公式飲料)。値段は$12(歴代のダービー馬の書かれたグラスは持ち帰り可)。こちらも昨年の$10より値上がりしましたね…。
レースを見ながら飲むミントジュレップは最高です。
6) 競馬場飯
どうしてもアメリカ競馬場はジャンクフードになってしまいます。一般入場券で入れるエリアではチキン、ハンバーガー、ホットドックなどが購入出来ます。
チキン(かなり大きいサイズ4本)とポテトのセットで$10です
7) 駐車場
競馬場にはかなり大きな無料駐車場があります(数千台くらい停められるのかな?)。ダービー、オークス当日以外は特に何の規制も無く、埋まり切ることは絶対に無いと思います。
以上、チャーチルダウンズ競馬場の紹介でした。
ルイビル方面へ来ることがあれば、バーボンウイスキーの蒸留所見学とともに、チャーチルダウンズ競馬場を一度訪れてみることをお勧めします。馬券も$1から買えますし、競馬に興味が無くても、そこそこ楽しめると思いますよ。
8) 2023年のダービーの入場券について
149回ケンタッキーダービーの指定席は、前日のオークスとの2日間セットで販売されます。一番安い内馬場の観客席で$495(2023年分はすでに完売)、1コーナーの中間地点の席(現在建設中)で$1261、スタンドに近いところの席は$2680になります。これらは一般販売されている席の一例です。私には高額過ぎて手が出ませんでした。
ダービー当日の雰囲気だけ楽しめる内馬場(トラック内)は、$100で入れます(モニターでしかレースを観戦出来ないはずです)。
詳細はこちらの公式H.P.をご確認ください。